教師辞めた ブログ

15年間、教員をしました。このままでは生徒の見本になれない!!『生徒の見本になりたい』そう思ったから辞表を出しました。40過ぎた今から、自分で人生を掴むブログ。イラスト・漫画のお仕事募集してます。メールで相談してください。p-kamiyo@hotmail.co.jp

保護者への本音

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↑ 2年前に描いた4コマ。

 

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学校の教員をやっていて、多くの保護者を見てきました。

 

当時、直接的には言えなかった本音を、ここに書くとすれば。

 

 

 

 

 

・勉強する子どもに育てたいなら、親が勉強しろ

 

・細かいこと気にしても大差ない。所詮はあなた程度の人間の子ども。

 

・子どもから逃げるな。対決すべき時は断固として対決しろ。

 

・子どもが思い通りになるはずない。自分を高めることだけ考えろ。

 

・あなたの価値観は絶対じゃない。

 

・他人の悪口を言うな。子どももいうようになる。いずれ親の悪口を言うようになる。

 

・幼児のときに、子どもの前でスマホを手放さないなら、子どもは勉強できなくなると覚悟 しろ。

 

・子どもと会話しろ。

 

・でも、結果を期待するな。所詮はあなた程度の人間の子ども。

 

・子どものことの前に、自分の人生を幸せにしろ。子どもは自分でなんとかする。

 

・子どもの失敗する権利を奪うな。信頼できない自分の勇気のなさを恥じろ。

 

・子どもに対して、不機嫌な感情をあらわにするのは、マインドコントロールである。親である自分のコミュニケーション能力が低いことを自覚しろ。

 

 

 

 

 

 

要は『子どもではなく、自分自身をなんとかしろ』っていうことだと思う。

これは本当にそう思います。

 

違う言い方をすれば、『子どもの問題はほぼ親が原因』。

まず間違いないと思う。

 

 

 

 

 

 

上記のほとんどは、教師としてぼく自身が気をつけてたことです。

 

もちろん完璧にはできません。

 

でも、知ってるか知らないかの違いは大きいと思います。

 

 

ぼくは一時期、生徒との関係で、谷底に突き落とされた経験があります。

 

そのときに、『なんとかしなきゃいけないのは生徒じゃなく、自分自身だった!!』と、心底気づきました。

 

それ以降、保護者を見ていると、以前のぼくのように、『生徒を変えようとする』親の存在に気づくようになりました。

 

『子どもではなく、自分自身をなんとかしろ』

 

これは真実だと思っています。

 

でも、こんなこと直接言えないよね。

 

それこそ保護者を変えることだってできない。

 

いつだって、問題は自分自身にあるのです。

(別に自分を責めろというわけではない。ただの事実として。)

 

 

 

ぼくは「親ガチャはずれ」です。

 

その影響をずーっと受けてしまった。

 

ようやく自覚して、自立に向かっています。

 

 

学校にいて、保護者を見ていると、同じように「親ガチャはずれ」のアンラッキーな生徒が沢山いると気づきます。

 

 

 

教師と生徒の関係も同じだと思います。

 

 

「子どもの問題の原因は、ほぼ大人」。