キャストパワーネクストのレベルチェックオーディションに参加してきた。
何度も「やっぱバックれようか」と思ったけど。
「やらなかった後悔よりやった後悔」と自分に言い聞かせて、オーディションを受けてきた。
まぁ、大した準備でもないかもしれないけど、自分なりに一生懸命に準備してのぞんだ。
「とにかくやりきろう」という気持ちだけでやった。
自己PR、パフォーマンス、演劇課題。
この3つ。
とにかく、力を出し切った。
審査員の方達は、当然その道のプロの方たち。
最初にそれぞれ紹介がありましたが、頭に入り切りませんでした。
受験者は、ぼくと同年代の男女。
ぼくと同じく演技未経験の人もいれば、ずっとやってこられた方もいた。
こういう世界って、「キツそう」っていうイメージを持っている。
でも、そういう世界で、ずっとやってこられてて、先日ドラマの通行人(セリフあり)の役をやって、テレビの画面にアップになって、娘さんに喜ばれた、なんていう方もいた。
色々な人生があるんだな。
ぼくは、芝居やったことない。
でも、ずっと興味はあった。
だから、やらない後悔よりやる後悔 と思って、今回やるだけやった。
審査員の方も皆、大変に素晴らしい、アドバイスとダメ出しをしてくれた。
と、ぼくは思った。
どの世界も皆、プロの仕事をされている。
とか、思った。
どんなことでも、積み重ねだ。
それを避けられない。
当然のこと。
だから、若いうちから少しでも、「興味のあること」に取り組んだ方がいいはずだ。
なぜ、宝くじのように捉えるんだろう。
「興味のあること」の積み重ねの先には、「成長」があるのに。
そして、どういう形になるかはわからないけど、なんらかの形で、社会の中で自分のポジションが取れればいいんだ。
で、それは宝くじのように、「ほぼ実現不可能」なことではないと思う。
でも、ほとんどの場合、積み重ねの時間がかかるから、焦る必要はないけどできるだけ早く始めた方がいいって思う。
才能のあるなしはそれほど関係ないのかも、と思った。
やらずに後悔しそうなことは、早くやった方がいい。
そう思った。
だってポジションを取るためには、絶対に時間がかかるんだから。
今、若い人も、ぼくの年になったら、思うと思う。
あの時に初めていれば。
とか。
ぼくは、演劇やってみたい。
一回でもいいから。
死ぬまでに。
そんなふうに、なんか今は思う。
今から積み重ねる勇気は、正直ちょっとないかな。
ってなるんだよ、この年になると。
スタートしてから、ポジションとるのに、何年時間がかかるのか。
それは知らない。
でも、早く始めた方が良かったんだろうな。
と思う。
宝くじじゃないと思うよ。
一発かって当てる宝くじではない。
でも、その代わり、ポジションを取るまでに時間がかかる。
きっとそういうものかなって思った。
ただ、もう一つ思うのは。
負けることに対する耐性が必要。
時間も必要。
耐性も必要。
負ける時間。
負ける耐性。
負けることへの耐性は何でつくか。
それは。
「負けること = 自分の価値がない」となっていないこと。
自分のありかたが、そうなっていないこと。
簡単にいえば、自己肯定感があること。
で。
自分自身の価値が脅かされてしまう人は。
やっぱ育ってきた環境(特に母親)に、問題がある。
ぼくはそう。
母親が不機嫌だった。
母親が心配した。
母親が口うるさく干渉した。
母親がヒステリーだった。
母親が幸せそうでない。
母親が話を聞いてくれない。
子どもにとって、母親のありかたは世界のありかた。
その影響は、大人になったからなくなるというものではない。
ぼくは、今、その思いを、紙にガンガン書くことで、自分の潜在意識を探る。
そして、自分にずっと悪影響を与えている思い込みを、暴くことで、それから解放される。
まずは、それをすることが目標。
もう、親のくだらない影響を受け続けるのは、ごめんだ。