教師辞めた ブログ

15年間、教員をしました。このままでは生徒の見本になれない!!『生徒の見本になりたい』そう思ったから辞表を出しました。40過ぎた今から、自分で人生を掴むブログ。イラスト・漫画のお仕事募集してます。メールで相談してください。p-kamiyo@hotmail.co.jp

意外と忙しい。

今部屋に帰って、ちょっと飲んだせいか、少し気持ちが落ちついています。

22日が修業式でぷ。

23日が職員室の引っ越し作業。

だから、そのへんが僕の15年間の、教員生活の最後の日だっちゃ。

 

やー。

 

どうしよー。

 

まぁ、もうどうしようもないんだけどね。

 

今は、ちょっと飲んだから、落ち着いているけど。

このところ日中は、やっぱ今までとは違う気分。

そのへんのところを、せっかくだからメモしておこうと思いました。

前回の更新からの出来事と混ぜながら。

 

① まず、意外と忙しい。

2月までは、遠隔授業と、対面授業は、交互だった。

授業の準備にかかる時間は、2倍以上。

試験の一週間前に、全て対面授業になった。

ちなみにコロナを理由に、ク●校長が、ア●みたいに授業を延長して、期末試験が一週間後ろ倒しに。

3月8日からの試験期間は、少し余裕があるかと思ったけど、意外とそうでもなかった。

理由は、普段だったら試験後に、1日だけ「採点日」というものが設けられいて、生徒が登校しない日に、採点やら、成績処理やら、を進めることができた。

だけど、ア●校長が、ク●みたいに「採点日」を無くした。

そのかわり、翌日から即、通常授業。

試験終わってるんすよ?

だから、急ピッチに採点をしてましたね。

ちなみに、明日まで授業。

素点報告は、今日までなので、答案は全て返却済み。

メチャクチャや。

 

 

② 5歳になる姪の誕生日のために、イラストを描いています。

f:id:viag-white:20210315194053j:plain

忙しい理由は、これかもな。

毎年、姪の誕生日に、イラストを描いています。

まじで、最愛の姪です。

最愛の姉の娘です。

ちなみに、今年は誕生日過ぎちゃった。

今年は、この時期色々あって、描き始めが遅すぎた。

毎日、就業後、スタバで作業しているけど、まだおわらない。

あとは、陰影つけて、ハイライトつけて、背景やって、仕上げかな。

姪が好きなキャラを、たくさん描いた。

喜べ。

僕、絵を描くこと好きだと思う。

 

 

 ③ 予想はしてたけど、生徒と別れるのがさみしい。

f:id:viag-white:20210315194545j:plain

 今年は、コロナの影響で、ほぼ全ての行事がなかった。

できたのは、唯一、縮小体育祭としての「ドッジボール大会」。

これは、その時の写真です。

集合写真も、今年はこれだけだな。

でも、とてもいい写真なんじゃよ。

この写真をマグカップに印刷して、あげる。

この画像を作るのに、半日かかった。

今年のクラスの生徒は、15年間の教師生活の中で、「本気で」一番いい子たちだったかもしれない。

 

いい子っていうのは、従順っていう意味じゃなくて。

 

前向きさとか、元気さとか、明るさとか、包容力とか、ユーモアとか。

なんていうか、総合的な力が、高かった。

 

このメンバーで色々とできたら、きっと最高に楽しかったと思う。

まさか、最後にこんなにいいメンバーを与えてもらえるとは、思っていなかった。

このメンバーに対して、後悔していることを書いておきたい。

 

 僕が教員を辞める理由の一つに、学校という仕組みそのものへの疑問があった。

 

目的を決めさせないこと。

課題を与え続け、思考停止にすること。

言われたことをできることが良しとされること。

無意味な人間関係のメンテナンス。

 

なんか、そういうこと。

 

それら学校の仕組みは、生徒を幸福にするものではないと思う。

生徒は、自分とは関係のない課題を与えられることで、安心してしまう。

そして僕みたいに、いずれ行き詰まる。

そんなふうに思っていました。

 

だから今年一年、僕はなんとなく「引いて」しまっていた。

 

でも、先日ふと思った。

それでも、生徒はそんな学校に来ることを、楽しむ部分もあるし、生活の張りになってもいるんだ。

誰かのいうように、学校なんて『いい従業員を要請する工場』かもしれない。

 

でも、今は、生徒はそこに来て、毎日に張りを感じて生活している。

 

だから、そんなものだと受け止めればよかった。

そんな許容量をもてばよかった。

そして、生徒ともっと遊んだり、話したりすればよかった。

今までと同じように。

 

せっかくこんなにいい子に恵まれたのに。

 

たとえ茶番だとしても、ちゃんと「学校ごっこ」をして、遊べばよかった。

若い人と関わることができるのが、教員の最大の特権。

最後まで、活かせばよかったなぁ。

 

 

③ 終わるが見えるから、光って見える。

生徒とのお別れについてもそうだけど、学校は楽しかったな。

大切な、場所だったな。

9月に、学年主任に辞意を伝えるまでは、もう惰性も惰性で過ごしていた。

「いつまで続けなきゃいけないの」って常に思っていた。

絶対に続けたくない、でも怖くて辞められない。

そんな繰り返しだった。

常に、よどんだ思考だったと思うし、終わらない雑用に潰されそうだった。

全く仕事に意味を感じられなかった。

 

ここ数週間は、違う。

終わることがわかっているし、これから先のことを考えると気が締まるというか。

1日の時間を結構、目一杯使っているつもり。

 

もうサヨナラとわかると、目の前の仕事も違ってみえている。

予想はしてたけど。

 

「いつまで続けなきゃいけないの」って思ってたけど、終わりが見えると、寂しくなる。

 

でも、うんざりしてた時の気持ちも本当だと思うっていうか。

今でも、絶対に続けられないと確信しているから、辞めることに後悔は全くない。

 

とりあえず「なんとかしなきゃいけない状況」になったおかげで、意識が今までのよどんだものとハッキリと違うのを感じる。

怖さもちょっと混ざってる。

 

 

④ やることが追いつかなくて焦る。

色々追いつかねー。

読脳の新企画。

全く手付かず。

読脳についても、ここ数週間で色々思う。

それも、いずれ書きたい。

 

 

⑤ 母親とのこと。

この辺は、ここ数ヶ月で大きく変化があった。

ちょっと落ち着いたら、書きたいと思っています。