意外と忙しい。
今部屋に帰って、ちょっと飲んだせいか、少し気持ちが落ちついています。
22日が修業式でぷ。
23日が職員室の引っ越し作業。
だから、そのへんが僕の15年間の、教員生活の最後の日だっちゃ。
やー。
どうしよー。
まぁ、もうどうしようもないんだけどね。
今は、ちょっと飲んだから、落ち着いているけど。
このところ日中は、やっぱ今までとは違う気分。
そのへんのところを、せっかくだからメモしておこうと思いました。
前回の更新からの出来事と混ぜながら。
① まず、意外と忙しい。
2月までは、遠隔授業と、対面授業は、交互だった。
授業の準備にかかる時間は、2倍以上。
試験の一週間前に、全て対面授業になった。
ちなみにコロナを理由に、ク●校長が、ア●みたいに授業を延長して、期末試験が一週間後ろ倒しに。
3月8日からの試験期間は、少し余裕があるかと思ったけど、意外とそうでもなかった。
理由は、普段だったら試験後に、1日だけ「採点日」というものが設けられいて、生徒が登校しない日に、採点やら、成績処理やら、を進めることができた。
だけど、ア●校長が、ク●みたいに「採点日」を無くした。
そのかわり、翌日から即、通常授業。
試験終わってるんすよ?
だから、急ピッチに採点をしてましたね。
ちなみに、明日まで授業。
素点報告は、今日までなので、答案は全て返却済み。
メチャクチャや。
② 5歳になる姪の誕生日のために、イラストを描いています。
忙しい理由は、これかもな。
毎年、姪の誕生日に、イラストを描いています。
まじで、最愛の姪です。
最愛の姉の娘です。
ちなみに、今年は誕生日過ぎちゃった。
今年は、この時期色々あって、描き始めが遅すぎた。
毎日、就業後、スタバで作業しているけど、まだおわらない。
あとは、陰影つけて、ハイライトつけて、背景やって、仕上げかな。
姪が好きなキャラを、たくさん描いた。
喜べ。
僕、絵を描くこと好きだと思う。
③ 予想はしてたけど、生徒と別れるのがさみしい。
今年は、コロナの影響で、ほぼ全ての行事がなかった。
できたのは、唯一、縮小体育祭としての「ドッジボール大会」。
これは、その時の写真です。
集合写真も、今年はこれだけだな。
でも、とてもいい写真なんじゃよ。
この写真をマグカップに印刷して、あげる。
この画像を作るのに、半日かかった。
今年のクラスの生徒は、15年間の教師生活の中で、「本気で」一番いい子たちだったかもしれない。
いい子っていうのは、従順っていう意味じゃなくて。
前向きさとか、元気さとか、明るさとか、包容力とか、ユーモアとか。
なんていうか、総合的な力が、高かった。
このメンバーで色々とできたら、きっと最高に楽しかったと思う。
まさか、最後にこんなにいいメンバーを与えてもらえるとは、思っていなかった。
このメンバーに対して、後悔していることを書いておきたい。
僕が教員を辞める理由の一つに、学校という仕組みそのものへの疑問があった。
目的を決めさせないこと。
課題を与え続け、思考停止にすること。
言われたことをできることが良しとされること。
無意味な人間関係のメンテナンス。
なんか、そういうこと。
それら学校の仕組みは、生徒を幸福にするものではないと思う。
生徒は、自分とは関係のない課題を与えられることで、安心してしまう。
そして僕みたいに、いずれ行き詰まる。
そんなふうに思っていました。
だから今年一年、僕はなんとなく「引いて」しまっていた。
でも、先日ふと思った。
それでも、生徒はそんな学校に来ることを、楽しむ部分もあるし、生活の張りになってもいるんだ。
誰かのいうように、学校なんて『いい従業員を要請する工場』かもしれない。
でも、今は、生徒はそこに来て、毎日に張りを感じて生活している。
だから、そんなものだと受け止めればよかった。
そんな許容量をもてばよかった。
そして、生徒ともっと遊んだり、話したりすればよかった。
今までと同じように。
せっかくこんなにいい子に恵まれたのに。
たとえ茶番だとしても、ちゃんと「学校ごっこ」をして、遊べばよかった。
若い人と関わることができるのが、教員の最大の特権。
最後まで、活かせばよかったなぁ。
③ 終わるが見えるから、光って見える。
生徒とのお別れについてもそうだけど、学校は楽しかったな。
大切な、場所だったな。
9月に、学年主任に辞意を伝えるまでは、もう惰性も惰性で過ごしていた。
「いつまで続けなきゃいけないの」って常に思っていた。
絶対に続けたくない、でも怖くて辞められない。
そんな繰り返しだった。
常に、よどんだ思考だったと思うし、終わらない雑用に潰されそうだった。
全く仕事に意味を感じられなかった。
ここ数週間は、違う。
終わることがわかっているし、これから先のことを考えると気が締まるというか。
1日の時間を結構、目一杯使っているつもり。
もうサヨナラとわかると、目の前の仕事も違ってみえている。
予想はしてたけど。
「いつまで続けなきゃいけないの」って思ってたけど、終わりが見えると、寂しくなる。
でも、うんざりしてた時の気持ちも本当だと思うっていうか。
今でも、絶対に続けられないと確信しているから、辞めることに後悔は全くない。
とりあえず「なんとかしなきゃいけない状況」になったおかげで、意識が今までのよどんだものとハッキリと違うのを感じる。
怖さもちょっと混ざってる。
④ やることが追いつかなくて焦る。
色々追いつかねー。
読脳の新企画。
全く手付かず。
読脳についても、ここ数週間で色々思う。
それも、いずれ書きたい。
⑤ 母親とのこと。
この辺は、ここ数ヶ月で大きく変化があった。
ちょっと落ち着いたら、書きたいと思っています。