教師辞めた ブログ

15年間、教員をしました。このままでは生徒の見本になれない!!『生徒の見本になりたい』そう思ったから辞表を出しました。40過ぎた今から、自分で人生を掴むブログ。イラスト・漫画のお仕事募集してます。メールで相談してください。p-kamiyo@hotmail.co.jp

最後の学期が始まりました。

仕事が 始まりました。

 

残念なことに、1月はコロナの影響で、遠隔授業となります。

 

一日6時間の遠隔授業は、生徒にとってはキツいだろうなぁ。

 

なんだか、やっぱりかわいそうです。

 

部活も大幅縮小で、せっかく勝ち進んでいた大会も中止になってしまいました。

 

去年はなかなかまとまらなかったという部活でしたが、今年は僕から見たらよくやっているように見えた。

 

去年までは、部内のイザコザが絶えなかったのだそう。

 

今年は、部員たちなりに一生懸命やっていて、試合でも勝てるようになりつつあっただけに、残念です。

 

ちゃんとやらせてあげたかった。

 

でも、仕方ないですね。

 

 

 

遠隔授業は、普段の授業の5倍くらい、準備に時間がかかります。

 

時間がどんどん過ぎます。

 

正月休みには、絵の練習と、読書と、ちょっとブログを書くことと、そんな時間が腐るほどあった。

 

あとは、うー4月からどうしよう、って思い悩む時間が沢山ありました。

 

その分、怖くなったり、開き直ったり、を繰り返していました。

 

今は、完全に仕事モードになって、目の前のことをこなすことで、時間は過ぎます。

 

だから、思い悩むこともないのだけど、そのことが逆に、大丈夫か?とか思います。

 

正月休みには、色々考えれば何か道筋が見えるかも、なんて思う部分もあったけど、そんなことはないようですね。

 

 

このあと、来年度の人事発表で、僕の名前がないことで、皆に知れることになります。

 

まぁきっと驚かれるのではないか、と思います。

 

ちょっと、気が重いですね。

 

でも、しょせんは他人事。

 

すぐに当たり前になります。

 

僕も含めて、皆、自分のことで精一杯ですね。

 

 

これから、どうするか。

 

 

43年生きて、なんか違うって思った。

人生ってこんなの?って思った。

何も感じない、何もしてない。

ただ、給料をもらえるようになるために学校を卒業して、ただ、給料をもらった。

卑下しすぎかな?

教師の仕事、すげーがんばったときもあった。

 

でも、考えてみれば、やっぱ僕にはきっと、あってなかったと思います。

 

 

「学校」も、その延長にある「社会」も、『この基準に合わせてください』っていう基準があって、それにできるだけ合わせられるようになれば、『成長したね』ってことになって、『あなたはすごい』ってことになるのか。

 

言葉にするとチンケ(語彙不足のため)ですが、真理だと思いました。

 

このことが、多くの人の悩みの根幹なんじゃないかな。

 

 

 

最後の学期なのに、がんばれないですね。

クラスの生徒にはゴメンって思いながらも、がんばれない。

なんか、もう自分が「こうだ」と思うことと違うことを、がんばれないっていう感じです。

 

 

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