最後の学期が始まりました。
仕事が 始まりました。
残念なことに、1月はコロナの影響で、遠隔授業となります。
一日6時間の遠隔授業は、生徒にとってはキツいだろうなぁ。
なんだか、やっぱりかわいそうです。
部活も大幅縮小で、せっかく勝ち進んでいた大会も中止になってしまいました。
去年はなかなかまとまらなかったという部活でしたが、今年は僕から見たらよくやっているように見えた。
去年までは、部内のイザコザが絶えなかったのだそう。
今年は、部員たちなりに一生懸命やっていて、試合でも勝てるようになりつつあっただけに、残念です。
ちゃんとやらせてあげたかった。
でも、仕方ないですね。
遠隔授業は、普段の授業の5倍くらい、準備に時間がかかります。
時間がどんどん過ぎます。
正月休みには、絵の練習と、読書と、ちょっとブログを書くことと、そんな時間が腐るほどあった。
あとは、うー4月からどうしよう、って思い悩む時間が沢山ありました。
その分、怖くなったり、開き直ったり、を繰り返していました。
今は、完全に仕事モードになって、目の前のことをこなすことで、時間は過ぎます。
だから、思い悩むこともないのだけど、そのことが逆に、大丈夫か?とか思います。
正月休みには、色々考えれば何か道筋が見えるかも、なんて思う部分もあったけど、そんなことはないようですね。
このあと、来年度の人事発表で、僕の名前がないことで、皆に知れることになります。
まぁきっと驚かれるのではないか、と思います。
ちょっと、気が重いですね。
でも、しょせんは他人事。
すぐに当たり前になります。
僕も含めて、皆、自分のことで精一杯ですね。
これから、どうするか。
43年生きて、なんか違うって思った。
人生ってこんなの?って思った。
何も感じない、何もしてない。
ただ、給料をもらえるようになるために学校を卒業して、ただ、給料をもらった。
卑下しすぎかな?
教師の仕事、すげーがんばったときもあった。
でも、考えてみれば、やっぱ僕にはきっと、あってなかったと思います。
「学校」も、その延長にある「社会」も、『この基準に合わせてください』っていう基準があって、それにできるだけ合わせられるようになれば、『成長したね』ってことになって、『あなたはすごい』ってことになるのか。
言葉にするとチンケ(語彙不足のため)ですが、真理だと思いました。
このことが、多くの人の悩みの根幹なんじゃないかな。
最後の学期なのに、がんばれないですね。
クラスの生徒にはゴメンって思いながらも、がんばれない。
なんか、もう自分が「こうだ」と思うことと違うことを、がんばれないっていう感じです。