教師辞めた ブログ

15年間、教員をしました。このままでは生徒の見本になれない!!『生徒の見本になりたい』そう思ったから辞表を出しました。40過ぎた今から、自分で人生を掴むブログ。イラスト・漫画のお仕事募集してます。メールで相談してください。p-kamiyo@hotmail.co.jp

予想通りに、お正月が終わりました。(雑記)

予想通りに、お正月が終わりました。

 

 

毎年そう、お正月は終わります。

 

 

なんていうか、とても儚いよな、お正月って。

 

 

僕は、年末が好きで、理由は一年が終わったという「まったり感」があるから。

 

 

一年の中で、一番気持ちが落ち着く時期だったと思います。

 

年が明けると、なんかもう気持ちがザワザワしてきますね。

 

 

でも2019年の年末と2020年の年始は、ずっと気持ちが落ち着きませんでした。

 

 

「仕事を辞める」のも「続ける」のも、どっちも嫌だ!!って、ずーっと、思い悩んでいたから。

 

 

新しい運動部の顧問も決まっていたから、余計に嫌だったなぁ。

 

 

勇気をもって「辞めます」と言うことができないまま、1月、2月となっていった。

 

 

その間、ずーっと、思い悩んでいました。

 

 

すごい、嫌な気持ちで過ごしていたことを思い出します。

 

 

で、結局、新型コロナにより、全国一斉休校の要請が、政府によって発令されました。

 

 

正直に言うと、その時はかなり嬉しかったです。

(不謹慎を承知で書いてます。マジでごめんなさい。)

 

 

 

部活も、クラスも、始まらなかったからね。

 

 

4月からは休校、5月からオンライン授業、6月から分散登校と部活開始でした。

 

 

高校女子のバレーボール部。

 

 

もちろん、僕はど素人。

 

 

嫌いなものは、運動と監督業。

 

 

 

部活が開始するの、憂鬱だったなぁ。

 

 

でもまぁ、始まってみれば、生徒は生徒なりに一生懸命だし、できるだけ環境を整えてあげようと、僕なりにやってきました。

 

 

前任の顧問は、あまり練習試合もやってなかったようでしたが、部員たちは熱心にやりたがっていたので、練習試合できる学校を探したりしました。

 

 

僕なりに一生懸命やったけど、やっぱりこれはずっと続けられないなぁ。

 

 

僕の嫌いなものは、運動と監督業だし。

 

 

でも、一生懸命やりたがる生徒は、カワイイと思うし、できるだけ協力したいと思いました。

 

 

 

2年ぶりにもったクラス担任は、高校2年生でした。

 

 

理系のクラスで、男子20人、女子12人、かな?

 

 

僕は、授業をするのは好きだけど、クラス担任って苦手だし好きではないです。

 

 

今回の(っていうか最後の)クラスのメンバーは、とっても良かった。

 

 

なんていうか、コミュニケーション力ある子が多いし、前向きな子が多いと思った。

 

 

このメンバーなら、がんばればいくらでも良いクラスができると確信しています。

 

 

でもごめんなさい!!

 

 

僕は、もう心が折れています。

 

 

何年か前、良いクラスを作るためにすっごいがんばった時期があって、そのときは確かに、とっても良いクラスができたっていうときがありました。

 

 

でも、もともとが無理してがんばっていた上に、今の僕は、もう意義を見出せていないので、ほんとがんばれないのです。

 

 

とっても良い子たちで、とっても良いメンバーなんだけどね。

 

 

ごめんなさい、もう無理です。

 

 

結局、担任も最低限、流してここまで来ました。

 

 

僕は、きっとHSPなのかと思います。

 

 

生徒とのコミュニケーションが、とっても疲れるのです。

 

 

授業は、とても楽しい。

 

 

授業ならいくらでもコミュニケーションできて、苦痛じゃない。

 

 

それ以外では、苦痛なんだよね、正直。

 

 

だから、最低限のクラス担任を今回は、ここまでやってきました。

 

 

みんなゴメンって、いつも思う。

 

今年も思う。

 

 

 

で、そんな感じで気づけば、あっという間に、また1年経っていました。

 

 

今年は、コロナの影響もあってか、さらにあっという間に過ぎた気がしました。

 

 

2020年の9月に、渾身の勇気をもって、学年主任に辞意を伝えました。

 

 

それからあっという間に、3ヶ月が経ちました。

 

 

12月には、正式に辞表を出しちゃいました。

 

 

今でも、ふと信じられない気がします。

 

 

もし、今回も辞表を出していなかったら、1年前と同じ気持ちで、ズーーーーっと思い悩んでいたと思います。

 

 

辞めたい!!もう続けられない!!でも怖い!!って。

 

 

絶対、1年前と同じ心境で過ごしたと思う。

 

 

で、1月も2月もズーーーーっと思い悩んで苦しんでいたと思う、確実に。

 

 

で、だんだん、もう今更言えないってなって、諦めてまた4月から惰性で教員をやっていたと思います。

 

 

つまり、全く1年前と同じことを繰り返していたでしょう。

 

 

違うのは、歳を1つとっていることだけ。

 

 

絶対に、そうなっていたと思う。

 

 

 

今回のこの、年末年始は、だから新しい一歩を踏み出したってことだ。

 

 

27日まで、部活の練習があったから、それ以降に、今後のことを考えて覚悟を決めようなんて思っていたけど、気持ちはずっと落ち着かないままでした。

 

本当に、お正月休みって儚いです。

 

 

4月からどうするか。

 

 

いよいよ年も明けて、最後の学期が始まってしまう。

 

 

15年間の最後の学期が。

 

 

3学期なんて、始まったらあっという間に終わる。

 

 

そしたら、4月が始まる。

 

 

この年末年始は、朝起きるたびに、4月からのことを考えて怖くなっていた。

 

で、公園で筋トレしてくると、すこし気持ちが晴れた。

 

 

結局、4月からの展望は、大して決まらないまま、ここまできてしまった。

 

 

でも、絶対に、間違った選択ではないって思っている。

 

 

むしろ、惰性で教師を続けていた方が、間違いだっていう確信がある。

 

 

この年末年始は、今まで読んできた自己啓発の本を再読したり、スキルアップにと思って、4コマ漫画を描いたりしていた。

 

 

あと、ジャーナリングと、このブログ作成。

 

 

4月からは、そうだな、がんばるしかない。

 

 

これから、次年度の人事発表とかあって、僕が辞めることが知られて、同僚とかは、きっと多くの人が驚くだろうな。

 

 

なんか、それも、ちょっと気が重い。

 

 

でも、しょうがないよね。

 

 

さ、明日は学校に行って、始業式以降の準備をしておこうと思います。

 

 

 

 

 

4月からは。

 

 

 

今、考えているのは、「せっかく仕事やめたんだし、死ぬ前にやっておきたいと思うことをリストアップして、やってしまおう」ということ、くらいかな。

 

 

でも、大事なことかもね。

 

 

せっかく勇気を出したんだから、ありきたりのことをしてちゃつまんないもんな。

 

 

思いっきりいったほうがいいよな。

 

 

 

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