人生の目的。人生の使い方。
↑昔、生徒のために書いてあげた絵。
ボクは結構、生徒に絵をプレゼントしてたな。
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初めての演劇が終わって、早くも1週間が経ちます。
その間、鳶の仕事を再開し、連日の猛暑の中、体力仕事をしています。
キツイときは、中学の時の夏休みの部活動を思いだします。
ちなみにボクは心臓が悪いようで、体力は当時から弱く、マラソン大会ではタバコを吸っていた同級生よりも成績が悪かったです。
それはさておき。
朝は4時30分に起きて、5時15分にむかえにきてくれる車に乗ります。
帰りは早くて、18時30分ころ。
遅ければ、19時30分くらいになります。
そこから風呂、食事、洗濯、掃除とかやってると、あっという間に21時すぎかな。
翌日を考えれば22時には寝たいところ。
思ってたより時間的には厳しいのだな、鳶って。
職長や社長は、これに加えていろいろな事務処理をしているのか。
すげーな。
今日は一日休みでした。
コーヒー屋で、読書。
一週間ほど、体を使って作業していると、活字を欲する感じがした。
本を読むと、活字情報が『ジュワ〜〜』と音をたてて脳みそに染み込んでいく気がした。
ちょっと気持ちがよかったよ。
読んでた本は、コレ↓。
なんかね、もうタイトルに「成功」って言葉があると、ゲップが出ちゃうようになっているんです、ぼく。
一時期、自己啓発系の本にハマって、かなり読んだからね。
「成功」っていうフレーズに食傷気味になってます。
でも、この本は、そういう「成功ハウトゥーもの」という感じではないと思う。
著者の中村天風氏の講演の言葉をまとめたもので、とにかく「心を積極的にせよ」「たった1度の人生、価値高く生きろ」などと、中村氏は聴衆を激励し続けているようです。
氏は、華族に生まれながらも「軍事探偵」(スパイのようなものだが実情は映画のように華やかなものではなく極めて過酷)となり、数年間その任務についた。
最底辺の過酷な環境で数年間生きたという経験をもつなど波瀾の人生を送ってきたそうです。
ぼくがこの本から感じたことは。
(あくまで感想ではなく、個人的に感じたこと)
■人は誰でも、環境の支配に甘んじることなく、自分から理想をクリエイトすることができる。
■そして、そうすることが生まれてきた意味であり、それをしなきゃ生まれた価値がないじゃないか。
■年齢は関係ない。いくつになっても情熱を燃やそう。たとえ明日死ぬことになっても。
■不幸は、誰かから植え付けられた概念・洗脳。心をいつでも積極的にせよ。決して消極的にするな。
■そもそも幸も不幸もつきつめれば個人の感覚。勝手に「この状態は不幸」「この状態でなくちゃ幸福ではない」などとメディア・マスコミ・教育は決めつけ、その価値観を押し付ける。
■この世には、人の心を消極的にさせる洗脳・情報があふれている。
■人生は1度しかなく、必ず終わり次はない。そうはっきりと気付いたら、どうして消極的に生きられようか。
■「愚痴」「文句」「弱音」そんな消極的な言葉を言って、物事が解決するならどんどん言えばいい。
あくまで、個人的に感じたことなので、実際の内容そのものではないかもしれませんが。
「感じたこと」っていうか、ボクが個人的に「受けとったこと」って感じかな。
僕たちは、生まれてからずっと、誰からも「人生を教わらない」。
そのかわり親や教師やメディアから、消極的で悲観的で不安をあおる情報を与えられ続けている。
そしてそれを「人生」と思い込んでいる。
彼らは決して、人生を教えていない。
教えていることは、「安全な道」。
いや、「安全そうに見える道」。
もし彼らの教えるその道を進むことに甘んじて、死の間際に人生の意義を見出せず後悔するとしたら、そのリスクは計り知れないと言えるかもしれない。
彼らが教えることは、「人生」ではありえない。
本当にまっさらな気持ちで、親の言うこと、教師の言うこと、メディアの言うことをよく見てみたときに。
それは「自分の人生のためになる話」なのかどうか。
本当に本当にまっさら気持ちでよーく見たら。
それは「親の利益になる」「教師の利益になる」「メディアの利益になる」そんな情報ばかりなはず。
(もし、「そうではない」と言える人がいるとしたら、それはものすごくラッキーだと思う。)
親が望むもの、教師が望むもの、メディアが望むものは。
あなたが不安を与えないこと。
あなたが余計なことをしないこと。
あなたが予定どおりに動くこと。
あなたが予定どおりにお金を払うこと。
できれば人より多く払うこと。
他人と競争し続け、人より多く払うこと。
そんなとこ?。
あなたが暴れたり、余計なことを言ったり、したりせずに、順調に成長してとにかく納税してくれる体制を構築してくれさえすればいい。
そんな本音が見て取れるでしょう。
転じて、古今問わず偉人と言われる人、 自分の人生をしっかりと生きている人、そんな人たちの発する言葉や情報は、親や教師やメディアのそれとは、もう全くちがう。
ということに気づく。
あなたがこの 地球に生まれたのには、意味があり、理由があり、必要がある。
その意味と理由と必要を体現しよう。
一度切りの人生、夢を目的をゴールをもって生きることに何の遠慮がいるだろう。
夢を実現するために生きよう。
未来にゴールを設定しよう。
こうなったらいいなというゴール。
それは人と比べるものではない。
人と比較しない。
人は仲間と思う。
無理に付き合う必要はない。
大切なのは自分の目的、夢、ゴール。
そのために生きることが人生。
自分を幸せにして、人を幸せにしよう。
やりたいことのために努力しよう。
搾取してくる者のためにする努力とは区別しよう。
自分は楽しく生きた!!そして人の幸せにも貢献できた!!自分の生きたことに満足だし納得できる!!学ぶべきものも多く、人にも気づきを与えられた!!自分で決めることができた!!そんな生き方が必ずできる。誰にでもそんな生き方をすることができる。だから今からそんな生き方を目指そう。
遅すぎるということはない。
やろう。
絶対にそうなろう。
心を積極的に保とう。
消極的な言葉・情報・考え方に自覚的になろう。
なろう。
必ず、死ぬときに納得を。
誰からの評価も必要とせずに。
自分でしっかりと評価して。
しっかりと納得しよう。
もう、家畜の生き方ではない。
必ず。