教師辞めた ブログ

15年間、教員をしました。このままでは生徒の見本になれない!!『生徒の見本になりたい』そう思ったから辞表を出しました。40過ぎた今から、自分で人生を掴むブログ。イラスト・漫画のお仕事募集してます。メールで相談してください。p-kamiyo@hotmail.co.jp

airstudioプロデュース公演『OVERTIME』千秋楽でした!!

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左端のアホヅラがワイじゃ。

 

昨日が千秋楽でした。

 

一夜明けて、今日は鳶の仕事を再開しました。

 

先ほど帰宅。

 

 

 

 

 

おわったなぁー。

 

 

とても楽しかった。

 

 

演劇ってとても楽しいんだな。

 

こんなことができて、ぼくはありがたいと思っているよ。

 

この3週間、通い続けた両国。

 

稽古場への道。

 

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稽古のときを思うと、遠い昔のことのように思うのに、あっという間にすぎた3週間。

 

不思議な時間感覚だった。

 

 

思ったことをいくつか書きたいが、その前に。

 

 

 

 

楽しかったー!!

何度でもやりたいと思うぜ。

そしてもっと若いときからやっときゃよかったぜ!!

 

 

 

 

と、思うぜ。

 

ひとつ言いたいのは、やりたいと思っていることがあるならやったほうがいいと思う、ということ。

 

リスクに対して対処できることなら、絶対にやったほうがいい。

 

そう思う。

 

 

 

 

① おれの理想の人生は、一生、文化祭をすること。

 

と、思う。

 

これの意味は、「経済とかそういうことは差し置いて」っていう意味があると思うけど。

 

できるなら、死ぬまで文化祭をしていたいよ。

 

劇は、ほんとに楽しかった。

 

どんな旅行より、バカンスより、ゲームより。

 

楽しかった。

 

これなら一生やっててもいいと思う。

 

大事なのは、それをこの現実世界の中で実現するためには、経済的なものとか、技術的なものとか、マインド的なものとか、そういうものと対峙する必要がある。

 

その辺が、本当の学生の文化祭と、仕事にした場合との違い、なんだろうかな。

 

 

 

でも、思うが。

そういうものって、必ずしも実現不可能なものでもないのかなって思う。

 

 

 

なぜか、いわゆるこのような芸能関係とか、脚本とか、そういうものって・・・・。

 

「食っていけない」というイメージが強いけど。

 

実際には、こうして仕事としてやっている人たちは、たくさんいる。

 

 

 

なぜか、この手の業界に関しては、食っていけないっていうイメージがある。

 

もちろん厳しい世界なのだろうけど。

 

 

 

でも、なんか。

 

 

「だれでも知っているような知名度をもつ人だけが仕事として成り立っている」わけではないのではないかな。

 

 

って思った。

 

 

だから「食っていけない」っていう言葉を言う人には、実際それで食っている多くの人たちが見えていないのではないか、と思った。

 

 

 

 

 

 

 

例えば「教師」。

 

メディアにのるような有名な教師もいれば、オレみたいなクソサラリーマン教師もいる。

 

 

 

こういう芸能関係とか、作家とか、そういう世界だって同じなんじゃないのかな。

 

 

こういう世界を生業にしている人たちは、いる。

 

 

 

「職業」と「ファイナンス」は別ものと、苫米地秀人氏は言ってた。

 

 

 

「職業」とは、得意なこと楽しいと思うことやりたいこと他者への貢献になること

 

ファイナンス」とは、収入を得る手段。

 

 

 

この2つは別ものだと言ってた。

 

 

つまり、なんていうか。

 

 

「食っていけない」っていう言葉をいう人って・・・・。

 

テレビのみすぎ?

 

 

ちがうか。

 

 

なんていうか、自分の知っている世界が全てと思っているっていうか。

 

そんな気がします。

 

 

ごめんなさい、何を言っているのかわからないですね。

 

 

 

 

 

 

 

② 名残おしさに年齢は関係ない。

 

この3週間、毎日のように一緒にすごした人たち。

 

やっぱ最後は名残おしい。

 

それには年齢は関係ないようだ。

 

 

上は60代(?)から下は10代まで、幅広い年齢層のキャストだったけど、皆なごりおしそうだった。

 

実際ほとんどの人が言葉にだしてた。

 

 

おわっちゃうのがさみしいって。

 

 

ぼくらの班はチームワークもよかったしな。

 

 

 

「終わるのがさみしい」

 

 

 

これも演劇のひとつの要素なのだろうな。

 

 

 

昨日は、グループラインにちょっと長文のメッセージを勢いで送ってしまった。

 

一夜明けたら、ちょっと小っ恥ずかしくて、やんなきゃ良かったとか思ってたけど、 他の人も同じようなメッセージを送ってたから安心した。

 

 

 

 

 

 

 

③ 行動すれば、人と出会えるんだな。

 

ぼくは基本的に、人とあまり深く関われない。

 

プライベートでも会うひとって、ほんとにいないかも。

 

でも、鳶とか演劇とか、こうしていろんな人と会えている。

 

教師やめて最初の三ヶ月と少しは、だれにもあえなかった。

 

ちょっと時間のむだだったな。

 

ちょっと後悔。

 

 

 

行動をしたら、必ず誰かと出会えるのかもしれない。

 

 

本当はもっといろいろと話して、いろいろと聞きたい。

 

 

 

 

鳶には鳶の人の話があって、芸能には芸能の人の話がある。

 

 

 

 

学校をディスるつもりはないですが、学校にいたら絶対に聞けない話だ。

 

 

 

教師は絶対にもっていない話。

 

生徒には絶対に伝える術もない話。

 

 

 

  

 

 

 

今回ぼくのいたB班は、タカフジチヒロさんとか、長谷川想乃さんなどの、女優さんとしてとか、アイドルとしてとか活動している子がいた。

 

ぼくはこの人たちの仕事ぶりには結構感動したんだよね。

 

 

とくにタカフジチヒロさんは、見に来てくれたファンの一人一人の名前を覚えてて話しかけたり、とにかくいつでも明るく前向きだった。

 

ちょうど公演期間中に、23歳のバースデーを向かえました。

 

(23歳のとき、オレ何してた!? マジでクソだったと思うよ!!)

 

自分で好きな世界を見つけて、そこでこんなプロ意識をもって活動し続けているなんて・・・・すごいな、と思う。

 

 

もちろん、そんな人はたくさんいるのでしょう。

 

でも間近で見ると、やはりすごいと思ってしまう。

 

こんなカワイイ女の子が、それだけの覚悟をもって仕事して。

 

で、こんなに明るく生きられている。

 

「どうして、そんなふうにできるんだろう」ってボクは思ってしまう。

 

 

正直にいうと、「怖くないのかな」って思っちゃう。

 

さっきと矛盾していることを言っているようだけど・・・・。

 

 

オレだったら、怖くてそんな覚悟をもった生き方はできないと思う・・・・。

 

そこがオレの問題だよな。

 

だから自分の人生に責任を持てていないのだ。

 

で、40過ぎて、中年の危機になったんじゃないのか。

 

 

 

人生は必ず終わり、1度しかない。

 

 

そのことをボクは、いつも忘れる。

 

 

 

 

長谷川想乃さんは、アイドル活動してて、高校3年生なんだって。

(昨年度、おれが無責任にも大事な時期に放置した生徒のみんなと同い年だ。)

 

 

今は夏休みだけど、普段は6時間の授業を受けてから、放課後活動をしているらしい。

 

どんだけすごいんだ。

 

 

 

 

 

男子最年少だった、 橋本聖哉くん、24歳(かな)。

 

この子は、派遣で事務仕事しながら、これからも舞台俳優として、がんばっていくとのこと。

 

実際この子を初めてみたお客さんがファンになっとったで。

 

 

 

 

 

どうして、この人たちは自分の好きなことに対して「素直に行動できる」のだろう。

 

そういう人たちを目の前にして、なんか驚きがありました。

 

怖くないのかな。

 

すごいな。

 

 

 

 

 

 

ボクはいつまで、「自分が死ぬ」「人生は1度」ということを忘れているのだろうか。 

 

 

 

 

 

 

 

④ 「人と出会える」なんつって、自分に生かさなきゃ意味ない!!

 

こうして他人のことを、すごいすごい言ってても、何も変わらん。

 

オイラもがんばる。

 

絶対に、自分の人生に責任とった生き方をするよ。

 

「ボクはこうだった」っていうものをもって、死ぬよ。

 

がんばるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演劇楽しかった。

正直もっとやりたい。

やろう。

次の機会を探そう。

 

 

 

須田さん、スタッフの皆さん、共演者の皆さん、観てくれた方々、本当にありがとうございました。