教師辞めた ブログ

15年間、教員をしました。このままでは生徒の見本になれない!!『生徒の見本になりたい』そう思ったから辞表を出しました。40過ぎた今から、自分で人生を掴むブログ。イラスト・漫画のお仕事募集してます。メールで相談してください。p-kamiyo@hotmail.co.jp

airstudioプロデュース公演『OVER TIME -オーバータイム-』 あと2日

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左はじのアホづらがワイじゃ。

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Air studioプロデュース

【OVERTIME-オーバータイム-】

ちょっとおバカな残業コメディ!

8/18〜8/23 両国・Air studio

公式サイト→airstudio.jp/airstudio/top_

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 早いもので、もう残り2日間の公演になってしまった。

 

いくつか思うことを書きたいと思います。

 

演劇にあこがれて、やってみたわけですが。

 

やってみて初めて知ったっていうことが、結構ある気がします。

 

ちなみに公演は、回を増すごとにお客さんの反応も上々で楽しくやらせてもらってます。

 

 

① 上演直前は緊張する

 

今まで「ゲネ」含めて、4回演じたわけだけど。

 

毎回、上演直前の舞台袖にいるときには、とても緊張します。

 

正直にいうと、「うまくいきますように」ってお祈りしてますw。

 

学生時代にやってたバンドのライブ前の緊張とはちがった。

 

同時に舞台に出る人とは、毎回グータッチしてから出てます。

 

お互いに励まし合う感じかな。

 

そういうのが必要な感じなんだね、演劇って。

 

 

 

 

 

②  知らない仕事・知らない世界

 

サラリーマン教師しかしてこなかった自分は、出勤さえしていれば給料をもらえた。

 

ハナクソほじってても、歳さえとっていけば収入は増え続けた。

 

だからこういう世界で働いている人たちの収入体系はどういう感じなのか、知らない。

 

どういう心持ちで仕事をされているのか、わかっていない。

 

 

 

例えば、今回脚本を書かれている須田さん。

 

毎回、稽古場の鍵開けから施錠までおこなって。

 

僕らに朝から夜まで稽古をつけて。

(3チームもあるからね)

 

劇場も同様に管理・運営して。

 

お客さん一人一人への対応がとても丁寧で。

(サラリーマン教師のにはこの対応はできないんじゃないか)

 

音源・ポスター作成・宣伝動画作成なども行う。

 

そして公演の成功に対するプレッシャーもあると思うし。

(サラリーマン教師にはそういうプレッシャーって無縁。だから免疫がない)

 

労働という意味でいえば、結構な重労働だと思う。

 

そんな中で、収入体系ってどうなっているんだろうって疑問に思う。

 

明らかにハナクソほじってても収入が増えていくわけではないでしょう。

 

「ハナクソほじってても」は言い過ぎかもしれないけど、明らかに学校の教員には無縁のプレッシャーがあると思う。

 

サラリーマン教師は、成果を出しても出さなくても、収入は変化しない。

 

もちろん皆、成果を出すように努力はしているのでしょうが。

 

でも、収入、つまり自分の生活に直結するプレッシャーとは無縁なはず。

(もちろんそれ以外のプレッシャーが沢山あるのは知ってますよ。)

 

でも、こういう劇場運営やエンターテイメントを商売にしている人は、成果が収入に直結するよね。

 

いや、そんな仕事をされている人は、たくさんおられるでしょうが、サラリーマン教師しかやってこなかった身としては、こういう世界の中で働いている人を間近に見ると、少なからずカルチャーショックを感じるんです。

 

こういう世界があるんだなって思うんです。

 

その中にいると。

 

 

 

あと今回、私の所属するB班には、アイドルとか女優として活動している女の子が2人おります。

 

多分この2人のおかげで(?)、我がB班は動員数が多めの様子。

 

で、この2人に対して思うのは。

 

 

仕事に対するプロ意識として、教師だった時のオレを思うと、完全に負けている。

 

 

つまり人間として、彼女たちの方が戦っていると思うし、レベルが上だと思った。

 

思ってしまった。

 

ぼくはどうして人生に責任を取れないんだろう。

 

いつまでも子供だ。

 

そんなふうに思ってしまった。

 

それこそ、彼女らは自分の将来をまるっと賭けて活動しているわけでしょ。

 

 twitterの使い方とか、ファンへの対応とか、とてもしっかりしている。

 

ほんとすごい。

 

こういう活動をする人の話は、どっかで見たり聞いたりするけど、それでわかったつもりになっちゃいけないんだなって思う。

 

間近で見ると、やっぱちがう。

 

彼女らを写したチェキは、それだけで付加価値を生む。

 

値段がつく。

 

もちろん2人ともカワイイのですが、ある意味普通の女の子だと思いました。

 

じゃあ何が違うのかっていえば、やっぱプロ意識だと思った。

 

あと覚悟。

 

ぼくには未だないものだ・・・・。

 

 

 

 

 

③ 練習も公演も、終わるとドチャクソ寂しい

 

40過ぎた家族も持たないオッサンは、一人よな。

 

練習だの公演だのやってるのは楽しいが。

 

終わって帰宅すると、ドチャクソさみしくなる。

 

うーん。

 

結局は、誰もぼくのそばにはおらん。

 

責任を放棄して、覚悟もなく生きてきたからかな。

 

ぼくを求める人はいない。

 

つまり、自分自身の価値を社会において、持てていない。

 

そんなことを実感しちゃう。

 

「ただ楽しいから」なんていう理由で演劇をやってても、人生は切り開けないのか。

 

43にもなって、覚悟も責任も持たないのが、今のぼくなのかな。

 

もちろん、前にも書いた通り、残りの2日間も条件なしで一生懸命やります。

 

誠実さはぼくの武器なので。

 

でも、覚悟も責任も持たなければ、人生は進まないよな、きっと。

 

もう一人は嫌だ。

 

 

自分の価値を高めることなんてできるのでしょうか。

 

いややんなきゃな。

 

人生は有限で、必ず死ぬ。

 

絶対死ぬ。

 

何度も書いているけど、未来を目的を設定しなきゃいけないよ。

 

ただ楽しいからじゃ、もうな・・・・。

 

ほんと子供な、オレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も本当にお疲れ様でした。

 

ありがとうございました。